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夢日記続き。

運ばれた病院は生活感はあるが、どこか無機質な印象を受ける場所だった。
けれど海外の病院の基準がわからないため不衛生でなければ、問題はなさそうに見える。

「ゆな…じゃあ、絶対迎えに来るからな。」
点滴を受ける娘の容体が少し楽そうになったのに、安心しつつも両親は日本へと帰国する。
後ろ髪を引かれる思いだが、従わなければいけない雰囲気だ。

「うん、待ってる。」
にこりと笑う娘は、ただの風邪に見えた。ほんの少し熱が出てしまった、そのくらい。


その一週間後、再度両親は渡航しようとするがそのパスポートでは移動できませんと
言われる一点張りで、迎えに行くことが出来なかった。

唯一送られてくるビデオレターだけが娘の安否を確かめる唯一の方法。
会えないまま、三ヶ月近く経過した時に自宅の電話がなった。

「お母さん?ゆなね、日本に帰ってもいいって。あの子たちも連れて行くね。」
同じ期間入院していた兄弟も、仲良くなったらしく一緒に帰ってくるとの知らせ。
予期せぬ電話に、すかさず夫に連絡を入れ空港まで迎えに行くことにした。


「お母さん、お父さん!」
走り寄ってくる久しぶりに見る我が娘の姿は若干痩せたように見えるが
健康体そのもので、病院の姿勢こそ悪かったが結果的には良かったのだろうか…?

「ゆな、元気にしてたか?」
別れ際の抱擁よりもより強く抱きしめると、「いてて」と娘から嬉しい悲鳴が上がる。

「うん、みんなげんきだよ。」
後ろには居づらそうに立つ姉弟の姿。
自分たちのせいで、こんなことになったという気持ちもあるのだろう。

「そうか。じゃあおうちに帰ろう。」
両親と子どもたち三人を連れ立って家路に着くと、久しぶりの我が家はぬいぐるみで溢れかえっていた。

「母さんがな、ゆなが帰ってきた時に淋しくないように、ってたくさん作ってくれたんだ。」
色とりどりの可愛いぬいぐるみに囲まれ、三人の子どもたちは力いっぱい遊んでいた。
一緒にお風呂に入り、人形遊びし、三人で眠りについた。

次の日は会社で休みをとって…公園に遊びに行くことにした。
ボールを追いかけ回す子どもたちは可愛い。

「本当、何もなかったみたいね。」
原因も意味もわからず、監禁のようにされていたのに今はこうして元気にしている。

「ああ、全部終わったんだ…。」
遠くを見る父親の視線は、娘を一心に追いかけ微笑んでいる。


思い切り転んだ愛娘が目に入り、父親が駆けようとすると、姉弟が声を張り上げた。

「来ちゃだめっ!見ないで!」
二人がゆなに駆け寄ると姿を隠すように、覆いかぶさっている。
大きな怪我でもしたのだろうかと歩み寄ると、見慣れた洋服の大人たちが
ゆなに白い袋をかけ、まるで物を扱うように担ぎ上げる。

「え……?」
すべて終わったと思っていたのに、どうしてあの人達は姿を表したのだろう?
どうして、ゆなを連れて行ってしまうのだろう。

「……ゆなちゃんだけ、ダメだったのね…。」
泣きじゃくる姿を呆然と眺めると、自分の子供がもう二度と帰ってこないことをぼんやりとした頭で理解した。




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夢の話なのでいまいち不思議な話になってしまいましたねー。
わざとぼんやりさせたところもありますが…ちょっとだけ補足を。

まず一日目の「ぱしゅん」という音。あれは何かを打ち出す音でした。
そして子どもたちの足に刺さっていた棘のようなもの。

あれがウィルスに感染させる原因。あの男はウィルスを広げる元凶です。
まだウィルス自体が弱いため子供にしか感染させることが出来ない。
そして、発病するかもわからない原因不明の奇病。

ちなみに夢のなかではピューパばりにぐちゃでろなものが出来上がりました。
バイオハザード風な夢だと思ってもらえればいいですかねー…。

国外にすぐ追い出されたのは国の機密を護るため、大人にいろいろ研究を
見られるわけには行きませんでした。二回目渡航できなかったのは
国からの制約がかかったため、と思って下さい。

そして皮肉にも娘だけが発病し、一緒にいた子は大丈夫という理不尽な世界。
このあと両親はどうするのでしょうか…?

いろいろ不可思議な夢の断片でございました。
気が向いて読んでくださった方、ありがとうございました。
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